ひまわりの種を植えるとき、あらかじめ水につけておくといいと聞きますが、本当でしょうか。
実は、ひまわりの種は水につけた方が芽が出やすくなります。
直接土に植えても発芽しますが、場合によっては時間がかかることがあります。
この遅れは、主に「寒い気温」や「種が乾いている」ことが原因です。
そのため、種を水に一晩浸けておくと、植木鉢に植えたときに芽が出やすくなります。
種を植えるときは、細い尖った部分を下にして立てて植えるといいと言われています。そうすると、根が伸びやすく、芽がスムーズに出るのです。
多くの種では形を気にせずに植えられますが、ひまわりの種にはこのような特徴があります。
ただ、水に浸しただけで終わりではありません。
植えたあとも定期的に水をやって、土が乾かないようにすることが大切です。
水に浮くひまわりの種は植えない方が良い?浮く理由とは
ひまわりの種は、発芽するものとしないものがあります。
全ての種が発芽するわけではありません。
ひまわりの花の中央の茶色い部分は種です。
種は大きさや厚みが異なります。
種の中には、中身が空で発芽しないものもあります。
発芽する種を見分ける一つの方法は、種を水につけることです。
中がしっかりしている種は沈むのに対し、空洞の種は水に浮きます。
沈んだ種は発芽の可能性が高く、選んで植えるといいでしょう。
水に浮いた種は、発芽しないため取り除く必要があります。
ひまわりの種は大きいため、発芽しない種を植えるとスペースの無駄になります。
ひまわりは大きく育つので、種を植える時は約50cmの間隔を空けると良いです。
小さな庭でひまわりを育てたい場合、切り花用やミニサイズの種がおすすめです。
収穫後、多くの種が手に入りますが、茎の後処理には手間がかかります。
ひまわりの発芽日数!思うように芽が出ない時の対策
ひまわりの種を植えたものの、期待したようにすぐに芽が出ないことがあります。
水で湿らせた後でも、芽が出るのが遅い場合があり、その理由と対策を見てみましょう。
ひまわりの発芽を妨げる原因① 低温
ひまわりの種は、気温が20度以下だとなかなか芽が出ません。
日中は暖かくても、朝晩の冷え込みが発芽を遅らせることがあります。
もし、種を蒔いてから10日以上芽が出ない場合は、種を蒔くタイミングが早すぎたかもしれません。
長い間土の中で発芽しないと、種が腐る可能性もあるため、新しい種を蒔くことを検討しましょう。
ひまわりの発芽を妨げる原因②土の乾燥
土が乾きすぎても芽が出にくくなります。
特に直射日光が当たる場所では土が早く乾くため、朝晩の水やりが大切です。
鉢植えの場合でしたら、発芽するまでは半日陰で管理し、発芽後も若干の本葉が出るまでは水やりを欠かさず行いましょう。
ひまわりの発芽を妨げる原因③種の問題
種が古くなっていたり、保管状態が悪かったりすると、発芽しないことがあります。
市販の種も、高温などで劣化する可能性があります。
特にオンライン購入や他人から譲り受けた種の場合、管理状態がわからないため、発芽しない場合は新しい種を購入することがおすすめです。
ひまわりの種の植え方 尖った部分はどう向ける?
ひまわりの種を植えるとき、どの向きで植えればいいか知っていますか?
実は、ひまわりの種には上下があり、尖っている部分が根が出る側です。
ですから、この尖った部分を土に向けて植えるのが正しい方法とされています。
種の丸い部分は上に来るんですね。
ただ、この説明だけではピンと来ないかもしれません。
そんなときは、ひまわりの種が根を生やす様子を映した動画が参考になります。土を使わずに種が発根する過程を細かく見ることができ、尖った部分からどのように根が出てくるのかがよく分かります。
実際に、尖った部分を下にして種を植えることが、発芽にとってベストな方法です。
私は、種から新芽が「ぱっ」と葉を開く瞬間が特に魅力的だと思います。
しかし、種の殻が堅いと、新芽が葉を完全に開けず枯れてしまうこともあります。
そのため、葉を傷つけないように慎重に殻を取り除くことが時には必要になります。
水に浸すことから始めるひまわりの種の発芽テクニックまとめ
まずは、水に沈む種を選ぶことからスタートします。
選んだ種は、24時間水につけておくのがベストです。
植える時には、種の尖った部分を下にして、適量の土で覆います。
土でしっかり覆わないと、種から芽が出ずに終わることがあるので注意が必要です。
植えたら、土が乾かないように定期的に水をやります。
普通、種を植えてから10日くらいで芽が出てくるはずです。
でも、10日たっても芽が出ない場合は、その種はもう生きていないかもしれません。その場合は、新しい新鮮な種に替えた方がいいでしょう。
参考になったらうれしいです(*^^*)