ガトーショコラを作るとき、いざ型から外そうと思ったらうまく出てこなかったり、側面がへこんでしまったり…
どうやって外したらいいの?
どのタイミングで外したらいいの?
疑問に思ったことありませんか?
そんなお悩みを解決していきたいと思います。
ガトーショコラをきれいに型から外すコツ!
ガトーショコラを型からきれいに外す方法は、作る前に型にちょっとした下準備をしておきます。
型の側面に、
①クッキングシートを貼り付ける
②バターや油を塗りつける
③強力粉を振る
です。
強力粉を振る理由としては、型と生地の間に隙間ができ、型から外しやすくなるためです。
底取れタイプの型だと、側面にパレットナイフを入れるだけで型から取り出しやすくなりますが、共底タイプの型だと、底面が外しにくいので、このようにちょっとした下準備をすることで、焼き上がりに型からきれいに外すことができるんです。
ちなみに、紙製の型を使う場合は、外れやすいように型にコーティング加工されていることが多いので、この下準備はしなくても大丈夫です。
もし、外しにくいときは、型をやぶくこともできるので、初めての方には、紙製の型で作るのがおすすめかもしれません。
ガトーショコラを型から外すタイミングは?
ガトーショコラを型から外すタイミングって難しいですよね。
型から出したら側面がへこんでしまって、気持ちまでへこんでしまいそうになります。
型から外すタイミングは、熱いうちに外しても冷めてから外してでも、どっちでもOKです。
基本的には、熱いままでも大丈夫なのですが、焼いた後すぐだと、生地自体がまだ柔らかいので、粗熱を取ってからだときれいに外れやすくなることが多いです。
そして、外す前のポイントとして、ガトーショコラが焼きあがったらすぐに、オーブンから取りだして、数㎝上からドンッと1度だけ落としてください。
1度だけです!
そうすることで、焼き縮みを防ぐことができます。
これでいいのかな?
と何度も落としてしまうと、逆にへこみが大きくなってしまうので気を付けて下さいね。
焼き上がりのガトーショコラは、とっても熱くなっているのでオーブンから取り出す際は、やけどにも十分注意してください。
焼きあがったガトーショコラの粗熱の取り方!時間や注意点など!
焼きあがったらガトーショコラの粗熱を取りますが、粗熱は、だいたい4時間ぐらいでとれます。
(季節によって室温がちがってくるので、多少粗熱の取れる時間が変わってきます。)
粗熱を取る際は、ケーキクーラーにのせて底面粗熱もしっかり取るといいです。
そして、粗熱を取るのに4時間ぐらい置いておくため、ホコリなどくっつかないか心配になり、ついついラップをかけたくなってしまいますが、ラップをかけてしまうと、冷めるのに時間がかかってしまいます。
またラップに水滴ができ、ガトーショコラに水滴がくっついてしまうと、ガトーショコラの生地がしぼんでしまうので、注意してください。
袋に入れる場合も同様に注意が必要です。
もし、ラップや袋に入れたい場合は、水滴がつかないことを確認してから行うようにしてくださいね。
早く粗熱を取りたいからといって扇風機をあてたりするのも、生地の表面が乾燥してしまったり、へこみが大きくなってしまうので避けましょう。
粗熱が取れたかの確認方法として、ガトーショコラにふんわりとラップをかけてみてください。
ラップに水滴がつかなければ粗熱が取れています。
このように、ガトーショコラの型の外し方や粗熱の取り方も、ちょっとしたポイントやタイミングを抑えることによって、仕上がりのきれいなガトーショコラになります。
ぜひ参考にして、美味しいガトーショコラを作ってみてください。